転がり軸受設計計算ソフトウェア MESYS への軸受データ提供開始
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株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、機械設計者向けの技術計算ソフトウェアを開発するMESYS社 にKOYO 軸受のデータベースの提供を開始いたしました。これにより、同社が提供するソフトウェアMESYSにおいて、KOYO軸受を選択することで各種軸受のモデル化が容易となりました。
MESYS 社は、スイス・チューリッヒに本社を置く、軸受、シャフト、歯車を中心とした機械設計者向けの技術計算ソフトウェアの開発会社であり、MESYSは、日本を含め世界25ヵ国で利用されているソフトウェアです。
MESYSのユーザがソフトウェア上のデータベースからKOYO軸受の呼び番号を選択すると、軸受の主寸法や定格荷重などが自動的に設定され、計算が可能になります。これまでのように軸受カタログを参照して数値を入力する必要がなくなるため,効率的な技術検討が可能となります。
今回データ提供した対象は、転がり軸受総合カタログに掲載している軸受の内の主要な軸受です。
MESYSの最新バージョンにおいて、軸受データベース設定画面上で「KOYO」を選択し、計算したい軸受の呼び番号を選択することで、主寸法や各種定格荷重などが自動的に設定されます。
【軸受選択画面 イメージ】
【計算 イメージ】
MESYS社に関する詳しい情報は https://www.mesys.ch/ を参照ください。
なお,KOYO軸受のデータベースは技術計算ソフトウェアRomax Nexus(Romax Technology社提供),KISSsoft(KISSsoft社提供)にも組み込まれており,これらのソフトウェアでもMESYSと同様にKOYO軸受の技術検討が可能になっています。
ジェイテクトは、軸受事業のブランド「Koyo」において、「Key of your operation」を掲げ、このようなDX推進をサポートできる技術サービスを今後も積極的にお客様へ提供し、お客様とともに課題を解決できるパートナーとして、あらゆる産業に貢献してまいります。