自動調心玉軸受 - セルフアライニングボールベアリング

外輪の軌道が球面になっており、その曲率中心が軸受中心と一致しているので、内輪・玉・保持器は外輪に対してある程度傾いても回転することができます(自動調心性があります)。

従って、軸とハウジングとの心ちがいや軸のたわみなどが生じやすい用途に適しています。また、テーパ穴の軸受にアダプタを用いれば、軸への取付けが容易になります。

自動調心玉軸受の種類

自動調心玉軸受(開放形)

ベアリングの両側が開いており、オープンタイプとも呼ばれる自動調心玉軸受です。

開放形

ベアリングの両側が開いており、オープンタイプとも呼ばれます。軌道輪(内輪・外輪)とボール、保持器からなり、側面から内部のボールと保持器が見えている状態です。基本的にはグリースが封入されていません。

呼び番号例
1210, 2210

テーパ穴形

内輪内径面がテーパ(円すい)穴になっています。内輪テーパ穴の軸受は、アダプタを使用することにより、軸への取付けが容易になります。

補助記号例
K
呼び番号例
1210K, 2210K

自動調心玉軸受(シール付き)

ゴム製接触形シールが両側に付き、ごみや粉塵が多い箇所でも使用できます。適量のグリースが封入されており、ベアリング周囲の密封装置を簡素にできます。

シール付き

補助記号例
2RS
呼び番号例
2310 2RS

適用保持器・用途・分野について

主な適用保持器

打抜き保持器

菊形:
12,13,22~2RS,23~2RS
あおい形:
22,23

主な用途

木工機械、紡績機械の伝導軸、プランマブロック用など。

ベアリングの仕様

主要寸法

標準シリーズ品はJIS B 1512に準じている。

標準保持器形式

菊形鋼板打抜き保持器

12、13、112、113、22 2RS、23 2RS系列の全寸法範囲

あおい形鋼板打抜き保持器

〔22系列の全寸法範囲と 2300~2316〕

許容調心角

12、22系列

0.044 rad(2.5°)

13、23系列

0.052 rad(3°)

22 2RS、23 2RS系列

0.026 rad(1.5°)

寸法表・技術計算ツール・CAD図ダウンロード

ベアリングの寸法から製品を絞込み、技術計算ツールやCAD図のダウンロードをご利用いただけます。

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