マシニングセンタのスピンドルを支える軸受では、高剛性・高精度とともに、発熱による膨張の影響を抑えるため、低昇温性が求められます。超高速回転向けには、セラミックスを採用したハイアビリーシリーズをラインナップし、従来軸受に比べ、30～50%の低昇温化することが可能です。次世代ハイアビリーNXシリーズでは内部設計、保持器設計の最適化により昇温を更に約４０％削減可能となります。

高能率加工化のため、主軸用モータは高速・高出力化しており、高速・低昇温仕様のベアリングが採用されています。

マシニングセンタの搬送・位置決め装置にはボールねじが使用されます。 ジェイテクトでは、高精度・高剛性のボールねじサポートベアリングおよび、精密加工されたハウジングと組合せ、取り付け作業を大幅に簡素化したボールねじサポートユニットを提供しています。

マシニングセンタではインデックステーブル、ロータリーテーブルといった4軸制御のテーブルが使用されます。 ジェイテクトでは、高精度・高剛性のテーブル用ベアリングを提供することにより、ワークの外力による変位や振れを最小限に抑え、加工精度の向上に貢献しています。

重切削加工が行われる旋盤用スピンドルでは、高剛性・高精度・低発熱タイプのベアリングを組み込んだ、スピンドルユニットが採用されています。

旋盤の搬送・位置決め装置にはボールねじが使用されます。ジェイテクトでは、高精度・高剛性のボールねじサポートベアリングおよび、精密加工されたハウジングと組合せ、取付け作業を大幅に簡素化したボールねじサポートユニットを提供しています。

テールストックは、加工物の自由側を固定する部位で、加工精度を高く保つため、高剛性・精密でかつ、低発熱の軸受が使用されます。