メッセナゴヤ2023に出展
- 展示会
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)は、11月8日~10日にポートメッセなごやで開催される、日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2023」(主催:メッセナゴヤ実行委員会 ※構成団体:愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所)に出展いたします。
出展コンセプト
ジェイテクトは、主力製品である自動車部品、軸受、工作機械のみならず、さまざまな製品や地域に根差した事業活動を展開しています。本展示会では、弊社ブースを「環境問題に対する貢献」「社会問題に対する貢献」「地域貢献」にゾーン分けし、カーボンニュートラルや高齢化社会への対応、スポーツ振興など、ジェイテクトならではの製品や社会貢献活動をご紹介します。
主な出展製品・取り組み
「環境問題に対する貢献」ゾーン
◆電池界のスプリンター「リチウムイオンキャパシタ」
リチウムイオンキャパシタは、電池の中でも電気の出入り(放電・充電)がとても速く、出力密度に優れているという特長があります。ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタは、独自技術により従来品の動作温度範囲を凌駕する -40~85℃を実現し、高い耐久性・安全性・信頼性を担保します。 自動車の補助電源や無人搬送車の駆動電源のみならず、風力発電など再生可能エネルギーの電力安定化にも寄与することが期待できます。
リチウムイオンキャパシタモジュール
◆地球にやさしい「水位計」
ジェイテクトの水位計は、長寿命・省電力で部品交換の必要がなく、エコで地球にやさしい仕様となっています。マンホール内での内水氾濫防止のための水位監視に使用されるなど、日本の安全安心なインフラを支えています。
◆河川等の水質保全に貢献する「水圧ポンプ」
ジェイテクトのグループ会社である株式会社ジェイテクトフルードパワーシステム(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:岡安高雄)は、2023年7月に、水潤滑で高耐久性を維持し、高出力となる水圧システムに搭載する水圧ポンプ(ギヤポンプおよびピストンポンプ)を開発しました。農業用水用の水門など、全国各地の水圧システムへの設置を提案しています。
一方向吐出ギヤポンプ(左) 双方向吐出ピストンポンプ(右)
◆「食用コオロギ」の自動飼育と加工
世界的な人口増加により、近い将来のタンパク質不足が懸念されています。そうした中、ジェイテクトでは良質なタンパク質を有する食用コオロギの自動飼育と加工の実用化を研究しています。コオロギはウシやブタなどの家畜に比べて飼育時に必要な餌や水の量が少ないということに加え、排出する温室効果ガスも大きく抑制できます。ジェイテクトの自動化・IOE技術や品質管理技術を食用コオロギの飼育に生かすことで、効率的かつサステナブルなタンパク源の供給に貢献します。
「社会問題に対する貢献」ゾーン
◆eAxleの小型化・軽量化に貢献する「JTEKT Ultra Compactシリーズ」
ジェイテクトは2022年8月に、電気自動車の電動ユニット「eAxle」内に搭載される、自動車の旋回時などで左右輪間の回転差を吸収する差動装置「JTEKT Ultra Compact Diff.Ⓡ(JUCD)」を開発発表しました。続けて開発発表した超幅狭軸受「JTEKT Ultra Compact BearingⓇ(JUCB)」および幅短縮デフサイドシール「JTEKT Ultra Compact SealⓇ(JUCS)」と共にJTEKT Ultra CompactシリーズとしてeAxleの小型化・軽量化を実現。電気自動車の安全、快適なロングドライブに貢献します。
JUCD
JUCB
JUCS
◆介護専用アシストスーツ「J-PAS fleairyⓇ(ジェイパス フレアリー)」
介護作業における腰の負担軽減に着目し、介護作業専用に開発したアシストスーツです。内蔵するセンサーにより、人の動きに調和し必要な時に必要な力をアシスト。介護作業の複雑な動きに特化した設計となっており、人の動きに滑らかに調和するため、中腰姿勢での作業はもちろんのこと、床からの起こし上げや入浴介助でも効果を発揮します。 ブース内にてご試着いただき、腰へのアシストをご体感いただけます。
J-PAS fleairyⓇを装着してベッド介助
◆介助用車いす電動アシストユニット「軽e(かるいー)Ⓡ」
車いすの介助操作をアシストし、上り坂や長距離移動の負担を軽減することで気軽な外出を促進します。また、自動ブレーキ機能を搭載しており、もしもの時は停止するなど安全・安心を確保しています。在宅介護、老老介護世帯が増えていく中、軽e(かるいー)Ⓡのアシスト機能が介助者ならびに被介助者のQOL向上に貢献します。
介助用車いす電動アシストユニット「軽e(かるいー)Ⓡ」
日進医療器株式会社「ウルトラシリーズ NAH-U2W」搭載タイプ
◆ドライバーとシステムの意思をつなぐ自動操舵制御システム「PairdriverⓇ(ペアドライバー)」
ドライバーによる操舵とシステムによる運転支援を状況に応じて協調する自動操舵制御システムです。自動運転走行中にドライバーの操舵意思を検知すると、システムがスムーズに操舵意思を反映し、ドライバーとシステムの意思を同調させながら安全な走行に導くという特徴があります。
「地域貢献」ゾーン
◆「鬼ベアリング」がロードバイクユーザーのより速く・より快適な走りに貢献
ジェイテクトが開発したロードバイク用高性能セラミックボール軸受「ONI BEARINGⓇ(鬼ベアリング)」は、国内屈指のロードバイクレーシングチームMATRIX POWERTAG(マトリックスパワータグ)のレース車両にも採用され、選手からは「桁違いに軽い。特にコーナーの立ち上がりに軽快さがある」など好評を博しています。漕ぎ出しの軽さとホイール速度維持を実現し、ロードバイクユーザーに嬉しさを提供します。 2023年8月にラインアップを拡充。Mavicのディスクホイールのみならずリムホイールへの適合をはじめ、DT-swiss、Roval、Bontrager、Vision、ZIPP、ENVE各ブランドのホイールにも適合する型式をご提供していきます。
※「POWERTAG」は株式会社マトリックスの登録商標です。
ONI BEARINGⓇ
◆「スポーツ」を通じて地域社会・アスリートに貢献
ジェイテクトは、スポーツを通じて地域社会の振興支援や世界を目指すアスリートの応援を行っています。ブース内では、バレーボール、バドミントン、レスリングをはじめ、スポーツ振興と地域社会貢献の取り組みをパネルで紹介します。
女子レスリング 左から松雪泰葉選手、志土地真優選手、松雪成葉選手
◆地域と調和し「生態系保護」に貢献
ジェイテクトは、生物多様性及び生態系の保護を目的に、「1工場1活動」として全国13の工場・事業所にて環境保全活動を行っており、ブース内ではその活動をパネルで紹介します。
奈良工場におけるニッポンバラタナゴ(愛称:ペタキン)の保護・繁殖活動
小間番号
モノづくりエリア D-113
ブースイメージ
メッセナゴヤ2023について
会期:2023年11月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
(オンライン 2023年11月1日(水)~30日(木))
会場:ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋港金城ふ頭)
住所:名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
入場料:無料(事前登録制)
参考:メッセナゴヤ2023