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お客様の課題
- スタート時や走行時、ホイールの抵抗による負荷が大きい
- 巡航スピードがすぐに落ちてしまう
- 長距離の走行においては可能な限り省力化を図りたい
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解決策
- ホイールを支えるベアリングに、ロードバイク用に専用設計した『ONI BEARINGⓇ』の技術を用いて、お客様の声を活かした軸受技術のソリューションを提供、新開発軸受を搭載!
- 低トルク技術により回転トルク低減を実現(従来品比で30%以上の動力損失を低減)、選手の負荷軽減を達成!
車いすマラソンにおいては選手の力とともに、その力を最大限に引き出す車いすレーサーの性能も競技の勝敗を左右すると言われている。車いすレーサーの課題としてはフレームの高剛性と軽量化の両立、ホイール形状の最適化があるが、競技としては何よりも選手の負荷軽減に直結する漕ぐ力の省力化=走行抵抗の低減が非常に大きな課題として挙げられる。
成果
Achievement
- 漕ぎ出しの軽さを実現
- 走行時の巡航スピードを維持
- 長距離走行において省力化を実現
- お客様のご評価により、当初予定の後輪だけでなく、
前輪にも採用し上記性能に磨きが掛かった
お客様の声
Voice
ONI BEARINGⓇめちゃくちゃいいです!触った瞬間に他の軸受との違いを感じました。
トヨタ自動車株式会社所属アスリート
鈴木 朋樹 選手
スタートもそうですが、特に下り坂での違いが大きいです。他の選手と比べてもスピードが落ちないですね。
下り坂で漕ぐ回数を減らせるので、後半に体力を温存できることが嬉しいです。
当初、後輪のみONI BEARINGⓇを搭載して頂いたところ、後輪の性能が良くなった分、前輪との差が気になるようになってしまいました。そこで、前輪にもONI BEARINGⓇの搭載をお願いしました。
製品開発者より
『ONI BEARINGⓇ』の技術を用いて、トヨタ自動車様他関係者と楽しく開発することができました。鈴木選手にも気に入ってもらえてよかったです。鈴木選手のご活躍を祈っています。
軸受技術部 早稲田 義孝
対象製品
Product
ONI BEARINGⓇ
ジェイテクトが1984年に世界で初めて実用化したセラミックボール軸受の技術を結集、自動車・産業機械向けに培った知見を活かし、自転車用軸受市場に本格参入。
既存のロードバイク用軸受と比べ圧倒的な低トルクを誇り、漕ぎ出しの軽さとホイール速度維持を実現しました。これらの性能により、ロードバイクユーザーの、より速くより快適な走りの実現に貢献していきます。
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