オルタネータ用ベアリング
高温での長寿命と低トルク・
軽量化を実現
オルタネータは、交流電流を発電しダイオードによって整流して出力する装置です。ジェイ
テクトのベアリングは、高速回転・高温での長寿命と、低トルク・軽量化による低燃
費を実現し、さらに改善された材料によってオルタネータの小型化に貢献します。
オルタネータの構造
自動車に搭載する電子、電気機器が消費する電力の増加に伴い、従来形に比べて発電能力を増強した高速回転・小形タイプのオルタネータが普及してきています。
オルタネータ用ベアリング
とは?
構造
ローターを支えるベアリングに密封形深溝玉軸受を採用しています。
特長
- 1.高速回転・高温・高振動での耐久性を高めたベアリングの材料とグリースとを採用しています。
- 2.グリースの漏れ防止、防塵(じん)性に優れた低トルクシールを採用しています。
- 3.温度条件が過酷な場合には、耐熱仕様(180℃)ベアリングのご提供も可能です。
一方クラッチ付
オルタネータプーリ
とは?
オルタネータの駆動プーリにベルト張力の変動を吸収する一方クラッチを内蔵し、補機ベルトのバタツキ・鳴き音を防止してベルトの長寿命化に貢献します。
構造
オルタネータプーリに一方クラッチを内蔵しています。
特長
- 1.低温から高温まで摩擦係数が変化しにくいグリースの採用、内部設計の最適化、精密加工によりバラツキを低減して、一方クラッチのかみ合い性能を向上しています。
- 2.玉軸受によるアキシアル荷重による昇温防止、および耐熱性に優れたグリースを封入して耐久性を向上しています。