トランスミッション・
デファレンシャルギア用
ベアリング

トランスミッション用ベアリング

低燃費に貢献する
トランスミッション用ベアリング

トランスミッションは、エンジンからの力を走行に適した駆動力に変えて車軸に伝える装置です。各形式のベアリングがそれらの特長を生かして使用され、自動車部品の中でも数多くのベアリングが使用されています。ベアリングにはギヤの摩耗などの汚れ油中での長寿命への対策を施し、また低トルクによって低燃費に貢献しています。

トランスミッションの
構造とベアリングに
求められる機能

トランスミッションには、多くの形式のベアリングがおのおのの特長を生かして組み込まれており、自動車用部品の中でも数多くのベアリングが使われています。
トランスミッション内部のベアリングを潤滑する油はギヤの摩耗粉などの異物を含んで汚れ、異物に強いベアリングが求められます。また、低燃費に向けて低トルクのベアリングが求められます。

トランスミッション用
ベアリングとは?

構造

主なベアリングの形式として

などがあります。

特長

  • 1.汚れ油中に含まれる異物に強いベアリングの材料・熱処理(KEベアリング、SHベアリング)を採用し、またはシール付きベアリングによって異物の侵入を抑制して、長寿命を実現しています。
  • 2.駆動力の損失を小さくする低トルクベアリングが使われ、さらなる低燃費に向けて貢献しています。
  • 3.ジェイテクトは、軸、ハウジングを含めたトランスミッション系全体の剛性を解析し、軸のたわみなどを考慮した最適で小型・軽量のベアリングをご提案しています。

デファレンシャル用ベアリング

駆動力損失を低減する
デファレンシャル用ベアリング

デファレンシャルは、トランスミッションからの駆動力をさらに大きな駆動力に変え、左右の車軸に異なる回転数にして伝える装置です。ベアリングにはギヤの摩耗などの汚れ油中での長寿命への対策を施し、ジェイテクトは、回転時の駆動力の損失が非常に少ない低トルク円すいころ軸受をご提供し、自動車のCO2排出量削減に大きく貢献しています。

デファレンシャルの
構造とベアリングに
求められる機能

デファレンシャル内部のベアリングを潤滑する油はギヤの摩耗粉などの異物を含んで汚れ、異物に強いベアリングが求められます。また、低燃費に向けて低トルクのベアリングが求められます。

デファレンシャル用
ベアリングとは?

構造

装置の剛性を高めるために、一般的にピニオン軸には2個の円すいころ軸受を組み合せて組込み予圧を与えます。また、接触角の大きな円すいころ軸受を使い、ギヤのかみあい変位を抑制します。

特長

  • 1.汚れ油中に含まれる異物に強い、ベアリングの材料・熱処理を採用し、長寿命を実現しています。
  • 2.ジェイテクトは、回転時の駆動力損失が非常に少ない世界トップクラスの低トルク円すいころ軸受(LFT®シリーズ)をご提供しています。
  • 3.ジェイテクトでは、軸、ハウジングを含めたデファレンシャル系全体の剛性を解析し、軸のたわみなどを考慮した最適で小型・軽量のベアリングを提案しています。

LFTシリーズ

※LFTは、Low Friction Torqueの略で、ジェイテクトの登録商標です。

第4世代 低トルク円すいころ軸受 LFT-IV

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