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製鉄設備には数多くのKoyoのベアリングが使用されています。連続鋳造設備のロール支持用ベアリング、圧延設備のロール支持用ベアリングと駆動用ドライブシャフトなど、重荷重、高温などの厳しい環境に適した仕様の製品を提供致します。
ロールネック用のベアリングには、過酷な環境下で重荷重、高速回転に対応することが求められます。ジェイテクトでは、新開発のはだ焼鋼を採用し、従来品に比べて転がり疲労寿命、靭性、耐食性を大幅に改善。さらに特殊熱処理を施し転がり疲労寿命、耐食性をさらに向上させたプレミアム仕様をラインナップ。
圧延機ロール駆動用ドライブシャフトには、過酷な環境下で超重荷重(トルク)、高速回転に対応することが求められます。ジェイテクトでは、超重荷重用D・U・Tシリーズをラインナップ。
機械に動力を伝達するドライブシャフトは、機械と原動機の間に設置されます。 このため、機械が突然停止し過負荷が発生したときは、ドライブシャフトや原動機が故障する恐れがあります。 JTEKTが開発したハイパーカップリングは、過負荷が発生した場合に、原動機やドライブシャフトにその過負荷を伝達させないための遮断装置です。
多段バックアップロール用軸受は、軸受外径が直接中間ロールに接し、圧延分力を負荷しながら回転します。そのため、外輪には十分な剛性と疲れ強さ及び高い精度が求められます。ジェイテクトでは外輪に独自の開発鋼と有心焼入れを採用し、高剛性と長寿命を実現。さらに、オイルミスト潤滑用として、内輪はだ焼鋼、フッ素ゴムオイルシール採用により更に長寿命となるプレミアム仕様もラインナップ。
連続鋳造設備ロール支持用ベアリングには、重荷重を支えるために、調心性のあるベアリングが使用されます。また、高温化でのロール伸びへの対応として、ジェイテクトでは、軸方向移動をスムーズに吸収できる調心輪付き円筒ころ軸受をラインナップ。駆動ロール杵型部には、オイルシールを内輪に配置することでコンパクトな密封構造と高負荷容量を実現した内輪、外輪二つ割りタイプのハーフリング形軸受箱ユニットをラインナップ。
各種形状のベアリングボックスにベアリングを組込んだベアリングユニットです。定格荷重が大きく取扱いが容易なため一般産業機械や搬送装置に広く用いられます。